Aqours アジアツアーを経て思ったこと。
ドーモ、のっぱいです。
LOVE LIVE! SUNSHINE!! Aqours World LoveLive! ASIA TOUR 2019、お疲れ様でした。
ぼくは上海のLV、東京千葉の初日現地からの二日目LVに参加しました。
そして先日、千秋楽となるソウル公演が終わりましたね。
合唱やらなにやら、ソウル公演は凄かったとかツイッターのタイムラインで色々流れてきました。
そして目に留まった、現地のオタクが書いたこの記事。
この記事を読んで、我々日本に住むラブライブ!のオタクは、なんて恵まれてるんだろうなと。
そしてなんたる傲慢か、と。
そう思わされました。
想起させられるのは、ユニット対抗全国ツアー、ギルキス旭川公演。
昨年9月に行われるはずだった札幌公演が地震で延期になり、その振替として行われたあの公演は、アジアツアーソウル公演に近いものがあったかもなと思いました。
事情が事情なので、あまり手放しに喜んでいいものか微妙な形ではありますが、それでも札幌の代わりとして白羽の矢が立った旭川公演。
もう二度とない度で言えば、あれも韓国と同等かそれ以上かもしれません。
それこそ、またあんな地震がタイミング悪く起こりでもしない限り。行くのしんどいから俺も正直そんなの勘弁してほしい。
だからこそ、現地の熱量は凄まじいものがありました。ファンミ東京公演にも引けを取らない、下手したらそれ以上なくらいに。
現地のフラスタも数は少ないものの、札幌の無念も乗っかったかのような素晴らしい出来のもの揃いでした。
韓国のオタクの皆さんも、それに近い熱量だったんだろうな、と容易に想像できました。
旭川でさえああだったんだから、海だけでなく国境まで越えているソウルのオタクたちは尚更一公演に賭けていたことでしょう。
そしてもう一つ、個人的にこの一文が刺さりました。
次があるなんて保証は、誰にも出来ないのです。アーティスト自身にさえも。
少し話が脱線しますが、ぼくの母もTOKIOという農家アイドルを結成当初から応援しています。ちなみに推しは長瀬です。血は争えねえなオイ
そのTOKIOは今年でなんと結成から25周年。
前回の節目となる20周年と同様、コンサートをやる
はずでした。
25周年を目前にした去年、あの事件が起きるまでは。
今のところ、25周年を記念した何かをやるという話は全く出ていません。
もう数ヶ月すればそういう話が浮上してくるかも……という可能性は微粒子レベルで存在しますが。
しかし、毎年1月に届くメンバー全員の写った、新年にちなんだメッセージ付きブロマイドも、今年からは「四人」になってしまっていました。つまり、そういうことです。
なので、仮にやることになったとしても、それは「あの五人」でやるコンサートではないでしょう。
μ'sはもちろん、安室奈美恵、ミルキィホームズ、(まだどうなるか最後までわかりませんが)嵐などのように、こっち側が心の準備をする余裕をもらえた上で綺麗に活動休止・解散することもあれば、
このTOKIOのように心の準備もできぬまま、今後の展開が突如木っ端微塵に消し飛ぶ事もあるんです。
色んなアーティストの色んな終わり方を見て、そしてこのアジアツアーを経て……。
一公演一公演これが最後かもしれない、大事にしていこう、という気持ちがより強まった気がします。
また、このアジアツアーは、日本のオタクだけに向けたものではないのは言うまでもありません。
にもかかわらず「使い回し」とか「手抜き」だなんてのはわからなくはないですが、これまで散々Aqoursのライブに行っているオタクの極めて自己中心的な考えと言わざるを得ません。
そやつらにとっては見飽きたものだとしても、国境の向こうのオタクたちにとってはAqoursが現地に来る待望の一大イベントですし、そういった方々を含め、いざやってみると1stライブを見れなかった人への救済の意味合いが強く感じられる内容になっていました。
それに関しては、日本のオタクの何割かも例外ではないと思います。
僕も1stライブを見たことは見ました。
しかし、現地に全落ちしたので両日ともライブビューイングでの参加でしたし、何よりライブに向ける目線は、Aqoursのファンとしてのそれであるとは言い難いものでした。
μ'sがいなくなり、仕事を辞め、貯金も危なくなってきていて、失意にまみれた中、μ'sの代わりになれんのかお前らと、結構荒んだ&挑戦的な見方でいました。
それからAqoursにどういう感情をもったかは、ご覧の有様です。ちなみに仕事も1stライブの時点で既に再就職先も決まっていて、次の月から無事に働けているのでご安心ください。
もし最初から100%Aqoursを好きで、楽しみだという気持ちであの1stライブに臨んでいたら。
縁あって現地で参加できた千葉初日は、それを体験することができたと感じています。
それと、青空Jumping Heart。
前述の万全とは言えない状況だった1stライブへの心残りみたいなのが少なからずあって、その一曲目であるこの曲に対してもあまりいい思いはなかったのですが、今回のライブを経てその思いを消し去ることができた気がします。
僕もアジアツアーのおかげで救われた一人、と言えなくもないかもしれません。
キャストの体調不良も続き、これ必要か?と思われたアジアツアーですが、いい意味でその思いを裏切られましたし、海外のオタクがそれで喜んでいるのを直接目にしたら、こっちまでなんだか嬉しくなっちゃって、挙句の果てにこんな記事を書いてしまいました。
ソウルでも、台北でも、上海でも。
いつかまたAqoursのライブが開催されたらいいですね。
その時こそは、全員で。