mugyukkinの日記

色々書いたり書かなかったりします。淫夢要素はありません。

ラブライブ!サンシャイン!! Aqours 4th LoveLive! ~Sailing to the Sunshine~ に向けて。

ドーモ、のっぱいです。

 

東京ドーム。

 


μ'sがファイナルライブ を開催したあの大舞台に、今週末ついにAqoursが立ちます。

 

ラブライブ!の始まりから早八年。


μ'sのアニメ一期が始まるわずかに前くらいにラブライブ!にのめり込んだクソにわかの僕は、当然ラブライブ!が始まった頃のことは知りませんでした。

コミケで「僕らのLIVE 君とのLIFE」が売られたことも、それが数百枚の売り上げだったことも、そもそも名前さえも。

 
そのひっそりめなスタートは、数字を見て「勝利」か「敗北」かでいえば、普通に「敗北」の部類に入るものだったと。

あの18人の物語はそんな形で始まりました。

 
思えば、その時点でラブライブ!の醍醐味、ラブライブ!らしさのようなものはもう形作られていたのかもしれません。

一般的に言い換えれば、七転び八起き……というのが最も端的な表現だと思います。

ほろ苦いスタートを切りながらも、着々とシングルを出して粘り強く活動の幅を広げ、アニサマ出演を経て、ついにアニメが放送されました。

それからは、僕のよく知るところです。

 


人間誰しも、つらい時期、つらい瞬間というのはあると思います。ないという人はライブ当日ぼくと神田川にある川の土手の下で盛り合ってください。

でも、μ'sにしろAqoursにしろ、それを乗り越えてライブという晴れ舞台に立ってきました。

 

売れない歌手だったり、グラビアアイドルだったり、それまで一切名も知れぬ声優だったり、九人九色とでもいうべき、それそれの経歴からくるそれぞれの過去の苦労。

日々の仕事。

ライブの練習。

ラブライブ!というコンテンツそのものに対する世間からの風当たり。

 

それらを乗り越えてきた彼女たちだからこそ、ライブを見るたびに元気をもらえる。もらえる元気に説得力がある。

そんな説得力のある元気をもらえることこそが、ラブライブ!の醍醐味だと、そう思います。

 


先日のAqours3rdライブツアーも、そんなつらい時期や過去に正面から向き合い、「私(たち)はここまで強くなったよ」と宣言しているような、ちょっぴり穿って見るとそんなメッセージ性がちらほら感じられるライブでした。

 


MIRACLE WAVEで我々の期待通りに見事に飛んだ伊波杏樹さん。

Pianoforte Monologueで、1st二日目を嫌でも連想させる演出と衣装で、それでいてあの時とは打って変わって、とても穏やかな表情でステージに立った逢田梨香子さん。

New winding roadで、アニソングランプリぶりに、その圧倒的な歌唱力を以ってたった一人で観客を魅了した我らが鈴木愛奈さん。

そして、福岡公演にて作中では最後までできなかったDROPOUT!?を披露することができたSaint Snow

 


何度振り返っても、じわじわと感動が押し寄せてきます……。

2ndライブツアー最後のあんちゃんの宣言通り、びっくりさせられっぱなしの3rdライブツアーでした。

 

そんな経験を重ねたAqoursは、4thライブで一体どんな景色を見せてくれるんでしょうか。

きっと、3rd同様何かしらびっくりさせられることでしょう。

 


……東京ドームと聞いて、前例が前例なだけに、終わりが近づいていると思うかもしれません。なんにせよ終わりは遅かれ早かれやってくるものです。

でも、ファンミも道半ば。劇場版も、4thシングルもあります。その時はまだまだ遠い。

なので、あの時とは違います。ステージに立つ18人の顔ぶれも、ドームを埋め尽くさんばかりの9色の光も、それらが織り成す景色も、4thライブを終えた後に抱く、僕達の感情も。

 

 

 

ラブライブ!サンシャイン!! Aqours 4th LoveLive! ~Sailing to the Sunshine~ 。

 


出航は、もう間も無くです。